自家増殖(芽接ぎ)

秋の剪定が終わったので、今日は来年春に植える苗木作り。恒例の芽接ぎをしました。

芽接ぎに必要なものは大抵これらぐらいで、台木の苗さえ用意できれば手順は簡単です。(ただし、自家増殖する際は種苗法に気を付けてください。)

最初はカッターで台木に切り込みを入れます。

どこへでも接げますがのちの生育をイメージし、地面から5~10㎝ぐらいのところに接ぐことにしました。勢い余ってずばーっと株元まで切り込んでしまわないよう、かつ手を切らないよう両手で刃を持って慎重に切ります。

次に穂木から芽をそぎ取ります。

台木の切り口と同程度の大きさになるように切ります。長くなりすぎても短くできますが、幅は修正できないのでこちらも慎重に。

最後に台木の切り込みを整えて、穂木の芽を差し込み、テープを巻いたら完成です。

切り口に雨水が入り込まないよう、下から上へきつく巻き付けていきます。私は芽の上下をそれぞれ3周はするようにしてます。

テープは例年接ぎ木専用のテープ(メデール)を使ってましたが、今年は手元にあったシールテープ(水回りのネジに巻く漏水防止テープ)を使ってみました。見様見真似でやってますが、毎年9割以上成功しているので、今年も多分大丈夫ではないかと思います。

この苗を植えるときは2021年の初春。。。まだ9月ですが、この苗に限らず来年のことをあれこれ考える今日この頃。なんだか不思議な感覚です。

2020夏 桃の終わり

本日の黄金桃収穫で2020年の全ての桃の収穫が完了しました。岡山へ来て4回目、就農して2回目の夏でしたが、皆様のおかげで無事に終えることができました。ありがとうございました。

振り返ってみると今シーズンは雨が非常に多く、正品率の悪い年でしたが、それでも去年より食味のよい桃をお届けできたことから、総じて嬉しく思っています。

また、今シーズンは昨年からのステップアップとして以下のようなチャレンジもしました。

  1. 自前の選果場を建てる。
  2. 自分で植えた10品種すべてをお届けする。
  3. アルバイトを雇用する。

どれもギリギリ&ドタバタのチャレンジでしたが、致命的な問題を起こすことなく、なんとか切り抜けることができました。

特に1と2はこの夏に向けてずっと取り組んできたチャレンジだったので、無事に乗り切れたことに非常に満足しています。

就農2年目にしては、ちょっと前のめりなチャレンジだと自分でも思いますが、苦労した分、チャレンジしないと見えてこない様々な課題を得ることができました。

まだまだ厳しい残暑が続きそうですが、早速明日から次のチャレンジに活かしていこうと思います。

はなよめ収穫開始しました

昨日からはなよめの収穫を始めました。

渋みの出やすい品種ですが、ほぼ渋みは抑えることができていると思います。灌水頑張った甲斐があったかな。

甘さの方は残念ながら控えめで、梅雨ど真ん中の苦戦の品種となりました。曇天続きのときでも、わずかな晴れ間を十分に受けられる木作りを心がけ、引き続き精進していきます。

熟度についてはイメージ通りに収穫ができ、小ぶりではありますがまずまずの荷姿になりました。

順次発送いたしますので、楽しんでもらえたら幸いです。

別件ですが、

選果作業をする傍らで、選果場の仕上げが進んでおり、昨日はひさしがつきました。

今シーズン初の収穫はやっぱりバタバタで、写真を撮る暇がほとんどありませんでしたが、新しい選果場で無事に選果作業ができ、いい一日でした。