苗木の定植

例年より遅くなりましたが本日苗木の植付完了しました❗久しぶりにスコップを振り回したら少々疲れました😧

1、2枚目の画像は一昨年秋に余っていた苗木をバッサリ切って、芽を四つ接いで一年養生しておいた早生白鳳です。

もとが大苗だったので、4芽ぐらい養うのはわけなかったようで、どの芽もすごく伸びました💦

そして、3、4枚目の画像は本日芽接ぎして植えた苗木。

通常芽接ぎは前年秋に行っておいて、活着したものを春に定植するのですが、今回は春に芽接ぎして即植えてみました。

今回もあまった一年養生の大苗に対して白皇の芽を4つ。ただし、徒長しすぎないように4芽だけでなく、芯を残して育生することにしました。

果たしてこれだけセオリーから外れた育て方して無事に育つものかどうか。。半信半疑ですが、これが元気に育つんならもはやどう接いでもよい自信が持てます(笑)

追伸(4/15)

その後も観察を続けてますが、他の芽に比べて極端に弱く、枯れてはいませんがこれはだめそうです。
春になってこれから芽を伸ばすぞ!ってときに活着してないのは無理があるようです。残念💦
やっぱり手間でも秋に必要十分な数の苗木を準備するほうがよさそうです。

養成苗づくり

今日は、昨年芽接ぎした苗木を養成場へ植え替え作業を行いました。

今年も芽接ぎ成功率は100%。優秀です♪

苗木はユンボとスコップを使って掘り起こしました。

根っこを残そうと中途半端に掘って引き上げると、株元が裂けて傷つくことがあるので、あえて根っこを切るようにスコップをさして掘ります。

それでもこれだけの根っこが残るのでたった一つの接いだ芽を養うには、これで十分。

真下に伸びる太い根っこなどをさらに切り戻し、絡んだ根っこをほぐした後、事前に用意しておいた植穴へ埋めて足で土を踏み固めます。

最後に水をやってマルチを張っておきました。

来年に向けて養成する苗木たち

順調にいけば来年の今頃には1mほど伸びた大苗が出来ていることと思います。

自家増殖(芽接ぎ)

秋の剪定が終わったので、今日は来年春に植える苗木作り。恒例の芽接ぎをしました。

芽接ぎに必要なものは大抵これらぐらいで、台木の苗さえ用意できれば手順は簡単です。(ただし、自家増殖する際は種苗法に気を付けてください。)

最初はカッターで台木に切り込みを入れます。

どこへでも接げますがのちの生育をイメージし、地面から5~10㎝ぐらいのところに接ぐことにしました。勢い余ってずばーっと株元まで切り込んでしまわないよう、かつ手を切らないよう両手で刃を持って慎重に切ります。

次に穂木から芽をそぎ取ります。

台木の切り口と同程度の大きさになるように切ります。長くなりすぎても短くできますが、幅は修正できないのでこちらも慎重に。

最後に台木の切り込みを整えて、穂木の芽を差し込み、テープを巻いたら完成です。

切り口に雨水が入り込まないよう、下から上へきつく巻き付けていきます。私は芽の上下をそれぞれ3周はするようにしてます。

テープは例年接ぎ木専用のテープ(メデール)を使ってましたが、今年は手元にあったシールテープ(水回りのネジに巻く漏水防止テープ)を使ってみました。見様見真似でやってますが、毎年9割以上成功しているので、今年も多分大丈夫ではないかと思います。

この苗を植えるときは2021年の初春。。。まだ9月ですが、この苗に限らず来年のことをあれこれ考える今日この頃。なんだか不思議な感覚です。