冬桃がたり収穫

8月末の黄金桃の収穫以来、投稿をお休みいただいてました。

秋剪定と吊り直しの終わった桃畑の様子

投稿を休んでいた間は、長い残暑の中での枝の吊り直しや抜根などの作業をしていました。

それらもようやく一段落。秋も深まり心も体も楽になってきたので、またぼちぼち投稿再開していこうと思います。よろしくお願いします。

そんなわけで、さっそくですが今年最後の桃、冬桃がたりを昨日収穫しましたのでご報告いたします。

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4月に花が咲き、5月に結実してから6ヶ月、実に半年もの間、木で成熟するのを待っていた桃たちです。

なかなか上手に作れない難しい桃ですが、そんな中から選りすぐりで皆様にお届けします。

正真正銘、今年最後の桃です。今年も大変お世話になりありがとうございました!

なお、冬桃がたりの予約受付は既に終了しておりますのでご容赦ください。m(_’ _)m

冬桃がたり 空白の4カ月

今日の画像も、前回の投稿と同じく袋のかかってない木ですが、こちらはこれから袋をかける冬桃がたりの木です。

例年、作業の都合にあわせて6月に袋をかけていたのですが、今年はお試しで、この時期まで袋かけを遅らせてみました。

おかげでまじまじと観察できたのですが、予備摘果時期と比べてほとんど肥大しておらず、あらためて実の小ささに感心😮

4ヶ月に渡って葉っぱで作ったり、根から吸収した養分はどこへいったのか。。。硬核や新梢に使ったにしては消化不良のような気がします。

で、ふと思ったことが1つ。

これって他の品種なら幼果にいく養分が、冬桃がたりはうまく幼果に流れず脂となって幹からふきでてるのかも?

冬桃がたりは幹から大量の脂を噴く現象がよく知られていますが、いつ、なぜ噴くのかについてはあまり聞いたことがありません。

今回、その”いつ”について、夏、それも硬核期や新梢の伸びが終わって以降にふき始めたことからそのように思った次第です。

まぁそうだったとしても脂ふきを防ぐ手だては全く思いつかなし、仮に防げたとしたら、冬に熟れるという最大のアピールポイントがなくなってしまって本末転倒かも!?

以上、根拠のない駄文長文失礼しました💦

冬剪定終わりました

本日で冬の剪定作業がようやく一通り終わりました。暖冬だというので剪定作業のスタートを年明けからに遅らせたためすでに2月中旬です。

来年からは暖冬でも木の下の方や樹脂病の手当てだけは12月から進めておくようにしようと思います。反省…

一息ついてあたりを見渡すと、桃だけでなくあらゆる蕾が膨らんできており、春の足音は着実に近づいて来ています。明日から急いで摘蕾作業を進めねば💦



ちなみに、剪定作業の最後はいつも当園最北にあるこの木。

この春で丸5年、今シーズンから6年目となる冬桃がたりの木です。

客土した田んぼ土が肥えていたのか非常に樹勢が強くどんどん大きくなり、あっという間に8段の脚立でも厳しくなってしまいました。

今年もまだかなり伸びそうなんですが、こういうときはどうしたらいいんでしょうか😢