2024 仕事納め

先日格納庫に張るビニールが届き、ぎりぎり年内に外回りだけですが完成させることができました。

いくつかやり残したことはありますが、これにて仕事納めです。同時に農閑期も終了となり、来年始めからは剪定作業をスタートします。

一年振り返ってみると、酷暑・干ばつなど桃栽培でいうと決して甘い年ではありませんでしたが、健康で桃作りに励むことができたことは何より幸いでした。

応援頂いた方々、本当にありがとうございました。どうぞ皆様よいお年をお迎えください。

格納庫2号

先週から農閑期最大のイベント、格納庫づくりに着手しています。

以前もユンボの格納庫を単管パイプとトタン屋根で作ったのですが、今回は新たに仲間入りする農機具に合わせ、もう一つ増設することにしました。

まず柱にあたる単管をレベルを見ながらユンボのバケットを使い、地面に突き刺して立てます。

続いて、梁の単管を設置。今回の格納庫はシンプルな片流れの屋根です。
前回の経験もありここまでは無難に完了。

次に、垂木を組むための準備をしているところへ、予定外に納期の早まった今回の主役が運ばれてきました。

はい、高所作業車です!


高所作業車は桃の栽培作業において、一番使用頻度の高い機械でして、まもなく始まる剪定作業の他、続く摘蕾や、春の幼果間引き、夏の袋掛けなどで使用します。

自分たちで植えた桃の木たちもかなり背が高くなってきて、「あーこれ落ちたら無事じゃすまないなぁ」と身の危険を感じるシーンがしばしば。
そんなわけで、安全面を考慮して導入することにしたのでした。

そんな高所作業車を入れるための格納庫。予定外ではありますが、せっかく届いたので試運転兼ねてさっそく格納庫づくりで使ってみました。

はい、ご機嫌です(笑)

おかげで垂木を組む作業を一日で終えることができましたが、興奮気味に作業したので作業途中の写真を撮りそびれました💦

続いて、トタン屋根の取付。

格納庫づくりで一番大変といえるのが屋根の取付で、妻と二人だと丸二日は覚悟していたのですが、強力な助っ人の登場によってこれも一日足らずで大半を張ることができました。

おかげで屋根取付中の様子も写真なし💦

そして、本日、残った屋根と筋交いを取り付けて、あとは壁面の作業のみとなりました。

前回の格納庫はトラックのコンテナを背にして組んだので、壁面は作らなかったのですが、今回は吹きさらしのため、ビニールを張る予定にしています。

ただし、そのビニールが届くにはまだ時間がかかるため、ここで作業は一旦終了。
続きはまた後日です。

“先入れ後出し”を“先入れ先出し” へ

日が暮れるのが早くなったので、最近は少し早めに畑から引き揚げ、夕方は作業場の掃除をしたり、ちょっとしたカスタマイズをしております。

うちの作業場では、収穫量や人員数、作業内容に応じてレイアウトを変更できるよう、何にでもできる限りキャスターをつけるようにしています。

その中のひとつで、箱などの資材を載せる台にも当然キャスターを付けています。

箱資材の搬入時には動かせた方が役立つはず!と思い、もらってきた木製パレットや余った端材にキャスターを付けて作ったものですが、しかし、使ってみると思ったように機能せず💦

段ボール箱資材用台車

一番の問題は、古いの箱の上に新しく届いた箱を積み上げる形になるため、古い箱がいつまで経っても使えない、先入れ後出しになってしまっていること。

何も載っていない木製台車に搬入されてきた新しい箱を積み、そのあと、残っている古い箱をその上へ積んで所定の位置へ戻す。それだけで問題は解消するのですが、如何せん、それぞれ大きさの異なる箱資材専用の台車ではそうはいかず。。。

節約のためにと、ありものの材料で手作りしたことが仇となってしまいました。

というわけで、夕方帰って、ぼちぼちと桃コンテナ用と同じ大きさの木製台車を作ったのですが、前置きが長くなってしまったので製作の詳しいところは端折って画像のみ掲載。

結果、2枚のコンパネ(900cm×1200cm)から計12枚の板(450cm*600cm)を切り出し、木製台車が6台ができました。

最後に作った感想。

持ち手穴の加工にこだわったので、工程数が増え、思いの他時間がかかってしまいました。
コスト的にも今回はキャスターが手元にあったので作りましたが、なかったら既製品の台車を買った方がいいかなぁと思いました💦