“先入れ後出し”を“先入れ先出し” へ

日が暮れるのが早くなったので、最近は少し早めに畑から引き揚げ、夕方は作業場の掃除をしたり、ちょっとしたカスタマイズをしております。

うちの作業場では、収穫量や人員数、作業内容に応じてレイアウトを変更できるよう、何にでもできる限りキャスターをつけるようにしています。

その中のひとつで、箱などの資材を載せる台にも当然キャスターを付けています。

箱資材の搬入時には動かせた方が役立つはず!と思い、もらってきた木製パレットや余った端材にキャスターを付けて作ったものですが、しかし、使ってみると思ったように機能せず💦

段ボール箱資材用台車

一番の問題は、古いの箱の上に新しく届いた箱を積み上げる形になるため、古い箱がいつまで経っても使えない、先入れ後出しになってしまっていること。

何も載っていない木製台車に搬入されてきた新しい箱を積み、そのあと、残っている古い箱をその上へ積んで所定の位置へ戻す。それだけで問題は解消するのですが、如何せん、それぞれ大きさの異なる箱資材専用の台車ではそうはいかず。。。

節約のためにと、ありものの材料で手作りしたことが仇となってしまいました。

というわけで、夕方帰って、ぼちぼちと桃コンテナ用と同じ大きさの木製台車を作ったのですが、前置きが長くなってしまったので製作の詳しいところは端折って画像のみ掲載。

結果、2枚のコンパネ(900cm×1200cm)から計12枚の板(450cm*600cm)を切り出し、木製台車が6台ができました。

最後に作った感想。

持ち手穴の加工にこだわったので、工程数が増え、思いの他時間がかかってしまいました。
コスト的にも今回はキャスターが手元にあったので作りましたが、なかったら既製品の台車を買った方がいいかなぁと思いました💦

格安物置メタルシェッド

農閑期のお楽しみ第1弾として、本日ながらく放置してしまった物置をようやく完成させることができました!

辛口レビューの多い格安の物置なのですが、このサイズでこの値段なら文句は言うまいと決めて購入したのが2年前の冬。

それから1年放置して、翌年の冬にようやく基礎を作り

さらにさらに1年放置して、この冬ようやく組み立てることができました💦

作ってみた感想としては、物置自体の重量が小さいので強い風の日はかなり不安です。

ただし、梁はしっかりしていて、組立ててしまえば強度はそこそこありそうなので、今回はコンクリートプラグで床を基礎ブロックに固定するだけで様子をみることにしました。

その他、屋根や壁部材の継ぎ目から雨漏りするという噂については、全く疑う余地なく、見るからにその通りに思えたので、コーキング剤をふんだんに充填しながら組み立てました。

長い間材料を放置してしまったので、新築なのに錆や汚れがあって、すでにかなり使用感がありますが、とにかく完成です!

岡山県うまいくだもの共進会

冬桃がたりの収穫が終わって以降、改植予定地の暗渠を設置したり、堆肥を混ぜたりずっと土いじりの作業を行っておりましたが、本日ようやく終わりました。


これにて収穫後から続いた秋の桃の管理が完了!明日から冬の剪定が始まるまではお楽しみの農閑期となります♪

今秋の農閑期もやりたいことが山盛りですが、疲れが溜まらない程度に重要性、緊急性を吟味してできるところまで頑張るぞと。

ところで、今日の投稿の本題は“岡山県うまいくだもの共進会”について。

8月の投稿でも書いた通り、今年はじめて岡山県モモ共進会に挑戦したのですが、なんと優秀賞を頂けるというので、先週、表彰式に参加してきました。


岡山県内の桃猛者が集う貴重な会なので、色々お話が聞けたらなぁと期待してましたが、引っ込み思案の私には、同時に行われた講演で一つ二つ質問するのが精いっぱいでした(汗)

しかしながら、自分がよいと思った桃のどこが良くて、どこが悪いというのが具体的に数字で表されるというのは今までにない経験だったので、共進会への参加自体は大変有意義なものとなりました。


お届けした桃について、”美味しかった”と言っていただけることがあるのですが、正直、真に受けてよいものかどうか、素直に受け入れられないところがあったりします💦

それからすると、今回ついた点数と賞は素直に受け入れることができて、課題と少しの自信が得られたことは、非常に貴重な経験でした。

次回はまた3年後ですが、今度はさらに良い点と賞を頂けるように、ますます美味しい桃づくりに励もうと思った一日でした。