選果場の棟が上がりました

袋かけ真っ最中ですが、今日は雨なので体を休めてます。

というわけで久々に建設中の選果場の続報ですが、土間が出来て以降あれよあれよという間に作業が進み、先日棟上げが終わりました。

土間の上に配筋してブロックを積み、割れ防止の保護材が塗られました。乾いたら最後に化粧材が塗られて基礎の立上げが完了です。

基礎ができたら、続いて柱の設置。

木材の加工は現場で行われました。加工工程を見学したかったんですが、桃の作業の都合叶わず。柱を立てる工程だけは見ることがでした。

次は梁の設置です。梁には木ではなく鉄骨が用いられました。

記念に梯子に上らせてもらい上からの写真も一枚。完成したら見えなくなるので貴重な風景です。平屋の選果場なんですが、柱材の規格をフル活用してもらったので桃で使う脚立よりだいぶ高いです。足がすくみました(笑)

そして、屋根の設置。

屋根の設置

間柱や筋交いを入れたあと、無事に屋根がのりました。汗ばむ日が多くなってきたので、いい日陰ができたと大工さんも喜んでくれました😀

梁や屋根をクレーンで吊り上げるところも見たかったんですが、ここのところ仕事終わりにしか選果場に立ち寄ることができなくなってきました。少し残念ですが、まぁ桃も見てやらないといけないので仕方なし💦

夕方の選果場建設現場

袋かけも選果場もあと少し。どっちも完成が楽しみです🎵

2020袋かけ 若木の部 完了

今日で若木の袋かけが終わりました。

去年は数枚しかかけられなかった幼木たちでしたが、3年目になり、かけられる袋数が大幅に増え、予定より時間がかかってしまいました。

もう幼木を卒業して、しっかり若木に育っています。

研修のとき、訳も分からず、目の前にある実にただただかけるだけの袋かけでしたが、自分で剪定・誘引、摘蕾・摘果した100本の若木に袋をかけてみて実感したことは、

袋かけは収穫のためならず!

袋をかけて木を作れば、巡り巡ってまたよい実がなる...うまく説明できませんが、切らずにおいた枝や意図せず大きくなった枝に、狙って実をならせて袋をかけていると、剪定のころ描いたイメージが実現していく感動がありました。

そして、言い換えると

全ての作業は収穫に通ず!

どの作業も収穫という目的に通じている...こう書いてみるとごく当たり前のことですが、一周回ってみてようやくつながったような、そんな気がした2020年袋かけ若木編でした。

このあと実が大きくなり、収穫を終えたとき、若木たちがどんな生長を遂げているか。収穫そのものと同じぐらい楽しみです。

さて、明日からは袋かけ成木編が始まります。達成感を演出してますが、実はまだまだ袋かけは続くのでした。ガンバロー💦

カメノコテントウ🐞

昨日、摘果中に特大のてんとう虫を発見しました!

Facebookではリアルタイムで報告したのですが、初めて見たこの興奮をブログにも書き留めておこうと思います。

特大サイズの謎のてんとう虫

大きさが伝わりにくいですが、普段からよく見るナナホシテントウの体長の2倍はありそうです。

てんとう虫というと、誰もが知っていて、絵本や歌によく登場する国民的アイドルの虫ですが、農家視点でもアブラムシなどの害虫を食べてくれる大事にしたい虫です。

それが特大サイズになって現れるというサプライズ!

この驚きをみんなに伝えたく、スケールを沿えてあらためて撮影📷

1㎝オーバーの特大てんとう虫

有識者から教えてもらったんですが、このてんとう虫はカメノコテントウという種類だそうです。

そう言われれば、確かに亀の甲羅のように丸い背中の淵が反り返っています。

亀の甲羅のような形状の背中

最後に手の上で少々戯れてからお別れしました。しっかり害虫退治してくれよ~!

なお、肝心の摘果作業ですが、ようやく半ばまで来て、早いものはあと一週間ほどで袋かけに移る予定です。今のところ、大きな問題はなく順調です♪🍑