今日はコンフューザーMMを桃の木に設置しました。
コンフューザーMMとは、人工的に作ったフェロモンを畑に充満させることで、モモシンクイガやモモハモグリガなどのオスを混乱させ、メスと出会えないようにする交信かく乱剤の一種です。
交信かく乱剤は、「農薬」として登録を受けていますが、殺虫剤などと比べて非常に毒性が低く、減農薬の一助にと期待されています。
病気が相手の予防薬は、蔓延してからでは手遅れとなるため、欠かすことが難しいのですが、目に見える虫が相手の駆除薬については、要否と効果が確認しやすいと考え、当園でも取り入れて減農薬に取り組んでみることにしています。
いずれにしても、防除の基本は日々の観察から。まずは畑での観察を怠らないようにしたいと思います。