酔狂白皇のその後

最高気温が25度を超えるようになり、日差しも肌にじりじりと。一気に初夏の様そう濃くなってきました。

桃の木たちも若葉を伸ばし、どんどん緑濃くなってきておりますが、そんな中、今日は今年の2月に紹介した”恵白からの夢白桃?いや白皇”のその後の様子です。

今のところ、他の木と同様に花が咲き、葉芽も出てきています。芽接ぎした白皇の芽も頂芽になるように切り戻した効果があってかどうか、順調に伸びてきました。

しかし、ここにきて少し黄色信号です。他の木と比較するとわかるのですが、葉っぱの緑色が薄く、さらに淵の方は赤っぽくなってます。

養分が足りないと葉色が薄くなることがよくありますが、この時期、淵が赤色になる症状は他で見かけません。この木の場合、冬に大きく切り戻しているので、どちらかというと貯蔵養分は過剰なぐらいのはず。。。

普通なら何かしてやりたいところですが、これといって心当たりがない上に、もともと実験的な意味合いが強い木なので、特別なことをせずに引き続き様子を見ていこうと思います。

防蛾灯設置はじめました。

この春、摘果作業が始まるまでにやろうと計画していたアイテムの最後、“防蛾灯設置”に着手しました。

防蛾灯とは読んで字の如く、蛾を防ぐ灯りのことで、桃の実を吸汁しに集まる蛾たちから太陽に似たその光で視界を奪います。

結構な設備投資ではありますが、防蛾灯を導入することで農薬を使わずに桃を守れるメリットがあります。他に代え難い優れものなので、当園も迷わず投資です!

近くで見ると思いのほか大きい防蛾灯

そして、作業初日の今日、ひとつ目の防蛾灯が設置完了!

無事に点灯できることが確認できてご満悦。ですが、設置予定の防蛾灯は全部で8灯。

うーむ、このペースだと摘果作業が始まるまでに、というのは間に合わない気がしますね。(-_-;)

農閑期ラストスパート

花が散り、実が徐々に大きくなってきました。つまり、摘果作業の時期が近づいてきてます。それまで桃農家は農閑期。

なんてわけはなく、あれもこれもやることいっぱいの楽しい毎日を送っています。

ブログに書き留めておきたいことが色々あるんですがなかなか手が回らず。。。画像が貯まってきたので、以下画像のみダイジェストで。

  • 不思議と台木部からはよく出る不定芽を残らず芽かき
  • 今年の家庭菜園も結局いも!
  • コスカシバの幼虫は針金で突いて退治
  • 新型コロナの収束を祈って畑でホットドッグ
  • 桃の実の重さに耐えられるよう若木に吊り支柱を設置
  • 電磁弁設置作業の最後に日除け兼雨よけを設置

などなど。

摘果作業目前ですが、なかなかその他作業が片付きません(汗)
貧乏・・・元い、新規就農者暇なしなのです。

そして、畑での作業に勤しむその裏で、待望の選果場建設もかなり進んできておりますが、その様子はまた後日。。。