袋かけ中断

本日で4/6の満開から50日となり、桃の生育は第二肥大期(硬核期)に入りました。
硬核期とは読んで字のごとく核が硬くなる時期で、桃がセンシティブになる時期です。

というのも、この時期の不用意な摘果は残した実の肥大を誘発し、硬くなり始めた核が割れ、最悪の場合、大事に残した実が落下してしまう…という事態に。

今シーズン、きびもも園で収穫できる桃のほぼ全てが、その生理落下の傾向が強い清水白桃という品種のため、大事をとって、硬核期明けまで袋かけをいったん中断することにしました。

満開60日すぎたころからぼちぼち再開する予定です。 なにぶん独立初年度ですし、大事に行こうと思います。


ところで、先日までの袋かけの途中、こんな検証をしてみました。

袋をかけながら摘果した幼果たち

袋を掛ける前に仕上げ摘果をしたのですが、仕上げ摘果では、袋を掛ける数(最終着果量)の1.5倍になるように間引いたつもりです。はたしてそれが妥当だったかという検証。

具体的には、袋をかけたあと、その木の下に落ちている実を拾い集めて、数えてみました。

集まった幼果の数はさて…

結果、かけた袋の数890枚に対して、落とした実の数353個。

というわけで、私の仕上げ摘果では最終着果量の約1.4倍の実を残していた。ということになりました。全然自信なかったけど、いい線いってることが確認できて嬉しい♪

安定的にこの摘果強度を維持できたとしたらば、袋を掛ける人には、3つの実のうち、良いもの二つに袋をかけて、一つを落として。という言い方ができるはず!


もっともらしく書いてますが、そもそも、かけた袋の数が妥当かどうかの検証ができてないので、実は何のツッパリにもなってない検証なんですけども(笑)

その答えは1カ月半後の収穫を待て!?

結婚記念カブト虫

鋭意、袋かけ中です。

なんですが、なんやかんやありまして、なかなか集中して袋かけができず。ようやく3分の1が終わった感じです。

清水白桃の袋かけ前半戦

そして、今日は結婚記念日だったり、カブト虫を貰って子供たち大はしゃぎだったりな1日でした。

結婚記念
カブト虫

さて、明日こそ1日袋かけするぞ✊‼️
早く終わらせて、収穫、出荷の準備を整えなければ…

なお、桃の生育状況はしっかりと硬核期に入ってきてるようです。袋かけながら間引いちゃってますけど大丈夫かなぁ((((;゜Д゜)))

袋かけはじめました

どうにか摘果が終わり、袋をかけ始めました。

手始めに研修中に自分たちで植えた、2年生の幼木から。

2年生木に2枚の袋をかけた様子

2年生は実より木の生長を優先すべきなんですが、2つだけ袋をかけました。
もし想定と違う品種だったりしたら困るので、品種の確認という体で少しだけ味見♪

続いて造成前から植わっている4年生の若木。

4年生木に100枚の袋をかけた様子

昨年の夏は40枚ぐらい袋をかけて収穫した木です。玉張りはよかったんですが、残念ながら渋や赤肉などで、正直美味しいとは言えない感じでした。。木の勢いも弱めだったので、あきらめずに昨年秋に堆肥をしっかりめに入れて、引き続き様子見です。

そして、今年のメインになる成木の袋かけ。

研修中の摘果や袋かけも超真面目にしてきましたが、自分の木となるとまた違った緊張感があります。そして、仕上げ摘果をせずに袋をかけた結果がこれです。とりあえずお試しに3本だけ。

仕上げ摘果せずに袋かけした最初の3本
袋が多くて重そう

欲張ったわけじゃなく、袋をかけながら間引くつもりで挑んだんですが、やっぱりかけ過ぎたなぁ。

私のような素人+αが、感覚だけにたよって間引きと袋かけを同時進行すると、このような結果になる。ということが改めて確認できました。

この結果を無駄にせず、今後、臨時雇用して袋かけをするときの基準作りに役立てようと思います。

今日は雨風の影響で袋かけはお休みにしましたが、明日から本腰入れて再開です!