昨年夏に湿気っていた場所の水はけを良くするために、余裕のあるうちに暗渠工事をしています。
甘く美味しい桃作りには、過剰な水は大敵。手間とお金のかかる作業ですが、木が幼いうちに基礎固めです。
今回、暗渠を入れるところは掘っても崩れそうにないので、雨が降る前日に掘って水の染みだし具合や水の流れ(傾斜)を確認してみることにしました。
溝を掘ったその日は水はほとんど出ず、傾斜もわずかなので心配してたんですがうまく掘れていたようで問題なしでした。
降雨後に見回ると、予想通りのポイントで水が沸きだしていること、綺麗に傾斜がついていて溜まらずに流れていることが確認できました。
続いて、コルゲート管(有孔管)と砕石を入れる作業です。この作業が暗渠工事のメイン工程で、骨の折れる作業です。砕石をスコップや鍬で扱うのは土を扱うよりずっと大変なのです。
そこで、今回は少しでも楽できるよう作業に入る前に一工夫。
使ったのは先日机を作るときにばらした木製パレットの残りとお古の鉄パイプ。これらを軽トラダンプにセットすると…
こんな感じに狙ったところにピンポイントに砕石を下ろせるようになりました。
おかげで今回の作業では1度もスコップを使わず、かなり体力温存できました。ただし、きっちり車を横付けできる真っ直ぐな長い溝に砕石を下ろすなら不要なので、今後は状況にあわせて使い分けて行こうと思います。
そして、肝心の暗渠工事の方ですが、昨日無事に完成し、今朝もいい感じに暗渠の出口から水が出ていることを確認しました♪