冬桃がたり

ひたすら蕾を落とす毎日が続いていますが、そんな中、秋に3本分だけプチ造成した畑(地上げ参照)に植える苗が届きました。

届いたばかりの桃の苗木

2013年に出荷が始まったばかりの非常に新しい品種で、収穫時期が11月という常識はずれの桃です。名前は”冬桃がたり”。冷蔵庫で保存すれば12月まで持つらしく、クリスマスピーチなんて呼ばれ方もしてます。

まだ栽培管理に関する情報が乏しく、上手に育てられるかわかりませんが、冬に生の桃が食べられるってのは、個人的にもテンションあがるので植えることにしました。

藁を積み上げて防寒したつもりの苗木


一般的な春植えの時期にはまだ早いんですが、仮植えするほどでもないし、用意していた植穴へ植えちゃいました。
乾燥防止用に用意していた藁を、多少でも防寒になればと急きょ株元に積み上げてます。

これで桃の品種リレーのアンカーは9月の黄金桃から、いっきに11月まで伸びることになります。

夏が終わり、桃ロスで沈む心の隙間を埋めてくれる一品になってくれることを期待してますが、まずは無事根付いてくれますように…

投稿者:

吉備 健二

2017年3月にシャープを退社。 同4月からの岡山での就農研修。 2019年4月に桃農家として独立。 そして、美味しい桃作りに励む現在に至る。

「冬桃がたり」への2件のフィードバック

  1. こんにちは、はじめまして。
    私も、桃作りをしてますが「冬桃がたり」に興味があり、是非参加して栽培したいのですが、宜しくお願いします。
    苗木の購入方法とか。

    1. 返信が遅くなりました。すいません。
      上記投稿の冬桃がたりも植付てからもうすぐ丸二年になり、まだ少しですが先月収穫できました。

      栽培管理としては特段夏の桃と異なることはしておらず、収穫時期が遅いだけ。
      という状況ですが、少なからず食べられる桃ができています。
      (https://kibimomo-okayama.com/2020/11/22/7780/参照)

      ご質問の苗木ですが、私が所属する岡山市一宮選果場果樹部会を通じ、農協から購入したのですが、そのもとは岡山農園さん(http://www.okayamanouen.jp/参照)で作られた苗木だと思います。

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