堀り肥え

本日、堀り肥え(堀り堆肥)作業がついに終わりました。

意気揚々と堆肥を運んだ(堆肥運び完了参照)まではよかったのですが、その後が長かった。。

イメージでは重機でちょちょいだったんですが、綺麗に仕上げるにはかなり手作業が必要だったのが、誤算でした。

幼木のそばに置かれた堆肥
幼木のそばに置かれた堆肥

まずは木の回りに堆肥を並べます。

はじめにユンボでざっくり並べてはいますが、画像の状態にするにはかなり、手作業入ってます(汗)

堆肥と一緒に土を掘り上げ

そして、並べた堆肥ごと株回りを掘って、堆肥と土を混ぜ混ぜ。

このとき、木の根っこも少々傷つくので傷ついた根っこはハサミで切り戻してやります。切り戻してやるとそこから細根が新たに出て生育がよくなるんだそうです。

四角く並べた堆肥

途中で、丸く並べていた堆肥を、ユンボの移動が少なくてすむように四角く並べる一工夫。

堆肥を混ぜた土を埋め戻し

最後に、堆肥と土が混ざったら、掘った溝に埋め戻して完了。なんですが、ここでも結構手作業が入ってます。

こんな感じの作業を繰り返すこと100回超。

なんやかんやで2週間ほどかかりましたが、なんとか体にガタがくる前に、作業を終えることができました。あーしんどかった????

今回、堆肥を一ヶ所にドサッと下ろしたあとの始末が結構大変だったので、さらなる工夫の余地ありです。来年はもうちょっと楽になるはず。

ただ、疲れはしましたが、普段見えない地面の下の様子を確認できたのは収穫だったし、それからすると今回の作業も、労にみあった効果が期待できそうなのでよしとします。

さー、明日からは次の作業に移れる解放感を感じつつ今日は寝ることにします…????

山梨視察

昨日、2泊3日の山梨視察旅行から帰ってきました。

そこで見たのはこんな桃の木でした。

4本もの主枝が天高く真っ直ぐに伸びる姿に圧倒。

さらに、永遠に交わることのなさそうな沢山の亜主枝たちに感服。

なにこれ。桃の木ってこんな風にできるんですか。。

岡山市で新規就農研修に入ってから1年と6ヶ月。狭い見聞などあっさり吹き飛んじゃいました。????

 

視察先の農家さんのご厚意で、冬や夏の画像も見せて頂きました。

冬。

葉が落ち、幾何学的な姿がますます際立ちます。

夏。

主幹の両際に、整然と並ぶ桃たち。

 

新規就農研修は早くも残すところあと半年となり、今後のことをよく考えるのですが、自分の回りの大きな農家は、だいたい園主とその親御さんが労働力の主となっています。

それに対してうちは私1人。そのため、省力化、均一化が大きなテーマです。

その点において、木の形に関する方針が2本主枝だった私には、今回の視察は衝撃的でした。

まだ混乱してますが、色々ヒントを頂くことができたので、岡山に帰って、どう取り入れるか、身の回りの木をもう一度見直して見ようと思います。

堆肥運び完了

幼木に入れる堆肥を昨日配り終えました。

堆肥置き場から軽トラでピストン輸送することのべ120回。

雨のせいで足元が悪く、何度も通ってると地面は液状化してドロドロ。。軽トラでパワースライドする感覚が気持ち悪かったです????

 

そして、こちらが堆肥を運び終った畑。

まだ1年生の幼木ばかりですが、整然と並ぶ木々を見ていると、秋晴れの空もあいまって気持ちがいいです。

 

ちなみに、こちらが一年前、同じ位置から撮った写真。(https://kibimomo-okayama.com/2017/11/07/2202/ より)

そこにあるのは急な斜面と田んぼ

 

堆肥を運び終えた畑をぼーと眺めつつ、我ながら1年でよくここまでできたなと感心しちゃいました。

中には調子の悪い木もありますが、どの畑も概ね順調に育っております❗️