花粉採り

ここ数日暖かい日が続いたので、桃の花も一気に咲き始めてます。
それに伴い、昨日は花粉採りをしました。

岡山夢白桃や川中島白桃のような花粉がない品種には、
別品種の花粉を集めて人工受粉してやる必要があるんです。

咲き始めた白皇(PEH7号)

花粉は、蕾を専用の機械で、乾燥させて採るそうなんですが、
その蕾の集め方が独特でした。

晴天の逆さ傘

上の写真は、逆さにした傘に蕾を落として集めてます。

傘に集めた蕾

極寒の中の摘蕾とは違い、花粉採りの摘蕾はちょっとしたお祭り気分。

傘から集めた箱いっぱいの蕾たち

特大の箱が春でいっぱいになりました。

いよいよ春本番です!

灌水パイプの設置

今週は植付けを終えた畑に灌水用の水を引き込む工事をしていました。

水を引き込んでなかったときは、タンクで汲んできた水をバケツでやっていたので、バルブを捻れば水が出るようになるのは非常に助かります。

 

スタート地点

これがスタート地点。畑の入り口まで畑灌が来てるので、これに塩ビ管をつないで畑の奥まで引いていきます。

遥か先のゴールを目指す

材料は大量の塩ビ管と継手パーツ、それに接着剤とバルブ。これらをひたすらに溝を掘って設置していきました。

 

ゴール地点

受入農家さんの助けもあって、泥だらけになりながらも、なんとか一日でゴール!

ゴール!(放水!)

満を持して試験放水。実はどこかで漏れてないか心配だったんですが完璧です!

 

埋め戻し完了

ゴール!と安心してたら埋め戻しという復路がありました。これまたどっぷり丸一日かけて今度こそゴール。

途中設置したばかりのバルブをなぎ倒しそうになったり、苗に大岩をぶつけそうになったり、冷や汗ものでしたがなんとか無事に完成しました。

これで水やりが楽しくなるはず!?

植付け完了

先週末から今週にかけて苗木の植付け作業をしていました。

苗を植えて、藁を敷き、水をやって、ひとまず完了です。植付けて1年目木は根が少なく、水を切らすと簡単に駄目になるそうで、水やりは今後の管理の最重要事項です。

藁を敷くのも日照りが続いたときに備えて、少しでも水持ちを良くするための対策です。

はなよめの養成木

 

去年の秋から造成を始め、冬に植穴づくり、そして無事この春に苗木を植えることができました。

 

感無量!と言いたいところですが、

こんなに沢山の木をちゃんと育てられるのか…そんな不安の方が先立って、ほとんど喜びは込み上げてきません。

仕方ないので、喜ぶのは桃が取れたときに取っておくことにします。

随分と先になりますけども。。。