研修圃場の造成開始

今月に入っていよいよ研修圃場の造成が始まりました。

農家といえども造成作業は頻繁にするものじゃないので非常に貴重な経験です。

こちらが研修圃場の候補地の一つ。

候補地を夏の終りに取った写真

桃の栽培には水はけのよい多少の傾斜は好ましいのですが、これは傾斜しすぎ。種々の作業に支障きたします。

この傾斜をなだめて、緩やかな傾斜の畑にしようというのが造成作業の概要です。

 

現在の候補地の様子

中央に見えるのがな削った土を運び出す仮設の道。そして運び出す先もやはり研修圃場候補地で以前登場したこちら。https://kibimomo-okayama.com/2017/10/13/2156/

 

昨日までにすぐに取れる土は運び出したので、今日からは圃場内の棚田に設置されていたコンクリ擁壁

元のコンクリ擁壁

を再利用して新たな土留を作っています。

コンクリ擁壁を使った土留

写真では大きさが伝わりませんが、とても人の力では動かないコンクリの塊をユンボで割ったり、押したり、ひっくり返したり。身の危険を感じるド迫力です。

なんとか4段ほど積み上がりました。4段でも高さは優に1mはあります。

まだまだ完成形には程遠いですが、徐々に畑の形になっていく様は、スコップの振り過ぎで痛めた脇腹の痛みを忘れさせてくれます♪