一昨日から研修再開しています。
お盆休みをたっぷりいただき体調は万全!
と行きたいところですがなぜか休んでた間の方が体が重いという不思議。
収穫中に伸びた草も刈り終わり、休み明けからは夏季剪定作業をしています。
夏季剪定は、翌年もよい実ができるように日陰を作る邪魔な枝を取り除き、
さらには木が過剰に養分を蓄えないように葉の数を調整するのが目的です。
奥深いのはなぜそれを夏季に行うか。
桃の木は実がなくなった後、夏から秋にかけ、葉が落ちるまで
幹や根に養分を貯めて翌年に備えます。
そのため、根が伸び養分が貯蔵される前のこの時期に剪定する必要があるわけです。
根に養分が貯まった後に枝を切ると、残った枝の量に対して過剰に養分が貯まった状態となります。
その養分が翌年の実を作るのために使われればよいのですが、難儀なことにそうはいかず、
多くが新しい枝を伸ばすために使われます。
そうすると、剪定してせっかく整えたはずの樹形が収穫を前に荒れて日陰ができてしまいます。
ちなみに、木が暴れるなんていう言い方を耳にしますが、たぶんこういうことなんではないかと。。
木からすれば切られた分だけ枝を伸ばそうと頑張ってるだけなんですけど、
農家にとってはそれが有り難くないという話ですね。良い実をならす木がよい木ですので。
最後になりますが、ここに書いた内容は、現時点の私の理解をまとめるために
記したものです。誤りが含まれてたらご容赦ください。
というか含まれてますので話半分で読んでください。
おまけ
長々と書きましたが実際に私がやっている作業はというと
受入れ農家さんが剪定して出た大量の枝を軽トラにのせて廃棄場所まで運ぶ
という作業だったりします。
剪定の腕は一切上がりませんが、軽トラの運転は少し上手になった気がしますw