一昨日の日曜日から加納岩白桃の収穫が始まっています。
就農研修をはじめてから4品目の桃。収穫作業にも徐々に慣れてきました。
以前、摘果が”下ごしらえ”、袋かけが”フライパンで炒める”と表現しましたが、
とすると収穫作業は”食べる”です。
受入れ農家さんは収穫時期の忙しさを”戦争じゃ!”なんて表現されてましたが、
今のところ、私の中では”祭りじゃ♪”という印象。大変だけどテンションあがってます。
ところで、この加納岩白桃ですが収穫してみるとこんな強面の桃が結構な数混ざってます。
加納岩白桃の特性らしいのですが、実が肥大する途中で皮や実が裂けるのです。
しかし、その理由の正確なところはよくわからないまま。
袋をかけそびれて雨ざらしになってる実や、特大の実に裂果が多いようですが
全てがその法則に当てはまるわけでもありません。
35年以上前に品種登録され、ずっと作られ続けている品種ですら
こんな目立つ問題が残ってることに少々驚き。
剪定や誘引を教わる中で、桃を操れるような気が少なからずしてましたが、
桃を意のままにしようというのは間違いで、人の方が桃に合わせる気持ちが
必要なんだろうなぁと思いました。