岡山市中央卸売市場

桃の出荷準備をしていると、市場や仲買人や大同、丸果、…など馴染みのない言葉がよく出てきて、そのたびに理解できずにモヤモヤしてました。

そんな折、今日は昨晩の豪雨で急遽お休みになったので、岡山市中央卸売市場へ見学にいってきました。

お昼過ぎに、急に思い立って出かけたので、競りなんかはとっくに終わって市場は閑散。荷物が少し残っている程度でした^_^;

でも、競り会場と思しきところは見ることができました。

多くの桃はここで卸売業者によって競りにかけられ、仲卸業者から小売業者、そして消費者に届くんだと思います。

 

今まで流通経済なんて興味どころか言葉も意識してませんでしたが、イロハぐらいは知っておかないとなぁと、帰宅後グーグル先生に色々質問した一日でした。

栗の木

昨日で予定通りすべての品種に袋掛けが終わったので
加納岩白桃の収穫まで小休止。

今日はゆっくりと朝8時に畑へあがり、夏季剪定をして、
カラス除けのテグスを張って、アブラムシの予防をして、
6月頭に誘引した若木を伸長に合わせて再度誘引しつつ、
株元の草むしり、などなど。

小休止のはずですが、書き出してみると今日も割と盛り沢山でしたね。
畑に行けばやることはいくらでもあるようです。

今日は写真を1枚も撮ってなかったので、突然ですが先日教わった栗の話。

秋の味覚のひとつ栗ですが、栗の花もやっぱり春に咲きます。

どんな花が咲くかというとこんなの。

2017/6/19 撮影

ご存じない方は、どれが花か分からないかもしれませんが
(私も教わるまで分かってませんでしたが)、
白くウネウネして見えるのが全て花です。

近づいてよく見ると、小さい小さいイガ栗が既についてました!

このイガがあるのが雌しべだそうで
遠目から見えていたウネウネは全て雄しべだそうです。

栗はあまり手がかからないそうで、受入農家さんのこの木も
ほとんど何もしてないのに毎年秋になると栗を楽しめるそうです。

桃栗3年といいますし、私は栗も大好きなので
そうと聞いたら栗も植えたいなぁと夢は膨らむ一方です。

桃いろいろ 極早生編

ここのところ晩生品種への最後の袋かけと極早生品種の収穫に奔走してます。

袋かけの方は最後の最後、一両日中には終わる予定。

収穫の方は、早生、中生、晩生と進むほど収穫量が増えるので、これからが本番ということになります。

今までに収穫した桃は、はなよめ、悦白桃、さきがけはくとうの3種類。

左から、はなよめ、悦白桃、さきがけはくとう

こうやって並べても素人目にはほとんど同じに見えますね^_^;

受入農家さんのご厚意で、収穫のたびに桃をいただけるので、徐々に見分けがつくようになってきました。

頂いた桃たちを毎日食べ比べしていますが、これまでのところ”さきがけはくとう”が一番のお気に入りです。

緻密な肉質、渋のなさ、後にひかない甘さ、語彙力のない私があえて一言でいうなら”爽やか”でしょうか。

さきがけはくとうは平成25年に登録されたばかりの岡山で作られた新品種です。そのためほとんど流通していないのが残念です。独立したら作りたい品種の1つになりました。

 

おまけ

だるま桃です。

というのは冗談で、はなよめの変形果の一種で、双子果というんだと思います。ここまでの変形は珍しいんだとか。