昨日、今日と予定通り摘果作業を行ってます。
GW前に見ていた花の面影が色濃く残る実はもうなく、
こちらが現在の桃の実です
そして、地面に転がる白い球
これが摘果して落としていってる桃の実です。
大量です。
受入れ農家さんのところでは、ご両親含めた
ご家族3人とパートさんで摘果作業をされます。
パートさんもタダモノではなく、ご両親の古くからの
ご友人でこの道30年以上の大ベテラン。
いつも通りという感じで、談笑しつつも手は止まらず
余裕しゃくしゃくといったご様子。
対して私はというと、黙々と手を動かしてはいますが
遅々として進まず。
摘果のやり方については、受入れ農家さんから説明や
摘果講習会を受けて、ひと通り頭には入っているんですが
正直パラメータが多すぎて、どのルールを適応すれば
いいのか判断できないんです。
休憩時に普及センターの研究員の方が仰るには
「こうすりゃいいってのはない、自分のやり方を見つけたら勝ち」
だそうで…
そうですよね。真似して試すしかないってことですね。
それを横で聞いておられた受入れ農家さんのお父様に至っては
「まぁ10年やってみりゃ、ええ」
だそうで…
ですよね。試すったって1年に1回ですしね。
10回ぐらいはやらないとダメですよね。
などの言葉は飲み込んで省略し、
「はい、頑張ります!」
とだけ応えたのでした。
明日もガンバロー。
おまけ
摘果作業はプログラミングできないだろうなぁ。
一方、機械学習もパラメータが多すぎ&データが足りなさ過ぎで無理だろうなぁ。
土の状態、木の形、品種、開花日、天候ぐらいのパラメータを固定したら
自動化できる足がかりぐらいは見えてくるのかなぁ。
実を摘み落とすドローンとか絶対無理だなぁ。
自動化できたとして、残す実だけ青く見えて、落とす実は赤く見えるゴーグル
とか面白いかも。自動化できないから無理だけど。
追伸
どの実を落とす、残すの判断の機械化は無理にしても
受精しているかどうかの判定のできるセンサってなんとかならんのかなぁ。
人間だと妊娠検査薬があるわけだし。
それができれば結実率をあげられるし、場合によっては
実が膨らむ前に摘”花”して、後工程を楽にすることもできるのに。
おまけその2
こういう外乱もありまーす。