予備摘果

手配していただいている刈り払機がまだ届かないということで
今日は予定を変更して、予備摘果について教わりました。

受粉した桃の花はそのままにしておくと全て実になり
小さな桃ばかりになってしまいます。

そのため、数度に分けて間引き(摘果)を行い
成熟させる実の数を調整するそうです。

なお、この時期の桃の実は花びらは散ってますが
がくやおしべは残っていて、実はほんの少し膨らんだだけ。

この状態で行う最初の摘果を予備摘果というそうです。
予備摘果では袋をかける数のおよそ2~3倍程度まで減らすそうですが
受入れ農家さんの畑の木の数からすると、いったいいくつ摘果するのか…

軽く云百万個はありそうですが、当然ながら全て手作業です。

今日はやり方を教わった程度で、全くもって慣れるところまで行きませんでした。
どのくらいの枝にどのくらいの実を残すべきか、考えてるようじゃダメで
脊髄で判断できるようにならないとダメっぽいです。

 

おまけ

今日は帰りがけに畑の隅に生えているわらびを摘ませていただき夕食の一品に。

先日頂いた猪肉を使った大根の煮物の残りを細かく切って
同じくその残り汁と一緒に煮たわらびの煮物。

そんでもってこちらが残りものになる前の一昨日の猪肉と大根の煮物。

写真うつりは悪めですが、どちらも大変美味しくいただきました。

投稿者:

吉備 健二

2017年3月にシャープを退社。 同4月からの岡山での就農研修。 2019年4月に桃農家として独立。 そして、美味しい桃作りに励む現在に至る。

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